※本記事は2026年6月時点の体験をもとに記載しています。
こんにちは、旅するママです。
子どもが推し活に飽きてしまった——そのとき、あなたはどう感じましたか。「一緒に楽しめると思っていたのに」「私だけ熱量が違いすぎる」と戸惑ったなら、この記事はあなたのために書きました。
結論として、子どもが推しに飽きても、親が推し活を続けることはまったく問題ありません。むしろ、そこに「子育てと推し活のちょうどいい距離感」を見直すヒントがあります。
この記事は、推し活歴30年・ライブ参戦100公演超の「旅するママ」が、わが家の実体験をもとに書いたものです。娘が一時的に「もう興味ない」と言い出したとき、私がどう向き合い、今どんなスタンスで推し活を楽しんでいるかを正直にお伝えします。
同じように悩んでいる40代の共働きママさんに、少しでも参考になれば嬉しいです。
子どもが推し活に飽きるのはごく自然なこと
子どもの興味は成長とともに変化するため、推し活への関心が薄れるのは自然なプロセスです。
わが家の娘は、小学2年生の時に最初に連れて行ったコンサートで「めちゃくちゃ楽しかった!また行きたい!」と目を輝かせていました。帰りの新幹線でグッズを抱えて眠そうに笑っていた姿は、今でも鮮明に覚えています。
ところが数か月後、曲をかけても

という反応に変わっていきました。私は少し戸惑いましたが、冷静に考えると、娘には娘のペースがあるだけのことでした。
子どもの「好き」はまだ流動的で、学校の友達、ゲーム、マンガなどと同じラインに推しが存在しています。飽きたというより「優先順位が変わっただけ」と捉えると、気持ちが軽くなりました。
小学生から中学生にかけては、興味や関心の対象が変化しやすい時期です。友達関係や部活動、趣味など、新しい世界に触れることで「好きなもの」が変わっていくことも珍しくありません。
「親だけ推し活」はわがままじゃない、立派な選択肢
親が自分の時間を大切にして推し活を続けることは、家庭内に笑顔を増やすことにつながります。
私自身、「子どもが来ないなら遠征はわがままかな」と罪悪感を抱いた時期がありました。でも夫に相談したとき、

「行ってきたら?その間は子どもたちとご飯でも行くよ」
とあっさり言われ、肩の力が抜けました。
推し活は、親のストレス発散であり、気持ちのリフレッシュでもあります。ライブ前後の高揚感で家事や育児に前向きになれることも多く、結果的に家族に良い影響を与えています。
大切なのは、家族に負担をかけない工夫だけです。スケジュール共有、家事の事前準備、遠征費の管理などを整えておけば、「ママが楽しむ日」が自然に家族の文化として根づいていきます。
わが家で実践している遠征費の積立方法については、「子連れライブ遠征費はこう作る!推し活ママが続けられる節約&積立術」で詳しくまとめています。
私自身、推し活の時間を持つことで気持ちをリフレッシュできています。子育てや家事の中で「自分の時間」を確保する考え方については、「推し活とフルタイム家事を両立!育児歴13年のママが教える「お母さんを休む」ための具体的戦略」でも詳しく紹介しています。
子どもと推し活を無理なく続けるための工夫3つ
親からの強制をなくし、子どもがいつでも戻れる選択肢を置いておくことが、親子で細く長く楽しむための秘訣です。
子どもが「もう興味ない」と言ったとき、焦って巻き返そうとすると逆効果になることがあります。わが家で効果があったのは次の3つです。
「見てて」ではなく「ながら視聴」を活用する
空間に自然に推しを置いておくと、子どもが自分のタイミングで反応しやすくなります。
夕食の準備中にテレビでライブ映像を流しておくと、娘が宿題の手を止めて「あ、この曲知ってる」と言うことがあります。「一緒に見よう」と誘うのではなく、ただ空間に置いておく。この距離感が効果的だったのは、「見せられている」感がないからだと気づきました。
子どもは自分の意志で興味を持てたとき、もっとも素直に反応します。誘われた瞬間に「義務」に変わってしまうのとは、まるで違う表情をするのです。

グッズを生活の中にさりげなく置く
日常の景色に溶け込ませることで、推しの存在が自然に残ります。
わが家ではリビングのテレビ台の横に、ライブで買ったうちわとタオルをそのまま立てかけています。片付けてしまうと完全に「なかったこと」になってしまうので、あえて見える場所に置き続けました。
娘が「あ、これこの前のライブのだよね」と話しかけてくることがあり、そこから自然に会話が生まれます。強制しない、否定もしない——この中間地点が、子どもの興味をつなぎとめる小さなフックになっていました。
グッズを無理に処分せず、暮らしに馴染ませながら収納する方法は、「推し活グッズ収納どうする?ママでも片付く『捨てない整理術』完全ガイド」でも詳しく紹介しています。

推しに関係する「体験」を提案する
ライブではなく、場所や体験を軸にすると、子どもが参加しやすくなります。
「ライブ行こう」ではなく「このロケ地行ってみる?」と誘うと、娘の反応が変わりました。愛知周辺のロケ地をめぐった際、私のほうが場所を見つけられずに困っていると、娘が「ママ、ここ動画に出てたオアシス21じゃない?」と先に気づいて教えてくれました。
「よく覚えてるね!」と二人で盛り上がり、そこから共通の会話が復活しました。場所をフックにすることで、ライブには関心がなくても「一緒に出かける理由」が生まれ、自然なコミュニケーションにつながります。

親が楽しんでいる姿は子どもへの良い刺激になることもある
母親が自分の好きなことに熱中して生き生きと輝く姿は、言葉以上に子どもの心へポジティブに響きます。
ライブから帰った夜、私が楽しそうに話していると、娘はよく

と、聞いてきます。ある日、「推し活って何がそんなに楽しいの?」と聞かれ、「好きな人が頑張っている姿を見ると、自分も頑張れる気持ちになるんだよ」と答えました。すると娘は「じゃあ今度また連れて行って」と言ってくれました。
親が自分の「好き」を大切にしている姿は、子どもにとっても大きな学びになります。
実際にわが家でも、推し活を通じて娘にさまざまな変化がありました。コミュニケーション力や計画性など、親子で推し活を続ける中で感じた成長については、「推し活で小学生の娘に起きた5つの成長|親子で楽しむための我が家のルール」で詳しく紹介しています。
推し活の「卒業」と「再燃」を温かく見守るために
子どもの興味の波を真に受けすぎず、親がブレずに楽しむ姿勢を保つことが、子どもの興味が戻るきっかけを作ります。
娘も一度は距離を置きましたが、半年後に私の見ていた映像を横で眺めているうちに、また興味が戻ってきました。「飽きた」を真に受けすぎず、配置を崩さず、親自身が楽しんでいる姿が、興味が戻る一つのきっかけになったのかもしれません。
もし子どもが別の方向に進んでも、それはその子の個性です。親が推し活を楽しんでいる姿は、いつか子どもが自分の「好き」を見つけるときの背中押しになります。
また、推し活を続けていると、子どもが興味を失うだけでなく、推しの引退やグループの活動終了と向き合う場面もあるかもしれません。そんなときの親子の声かけや向き合い方については、「推しが引退・解散したとき子どもに何て言う?実体験から学んだ声かけ方法」で詳しくまとめています。
わが家の実録:timelesz推し活と娘の変化
親が自分のエゴを手放し、一歩引いて自分のペースで楽しむことで、子どもとのちょうどいい距離感がつかめます。
私がtimelesz(旧Sexy Zone)を推してきた中で、娘を初めて連れて行ったライブは1年半ほど前のことです。最初は「ママの付き合い」だったのに、会場の熱気に圧倒され「また来たい!」と言ってくれました。
しかしその後、娘の関心がアニメや友達との遊びに移り、完全に興味が薄れてしまった時期があります。ここで私は大きな失敗をしました。寂しさのあまり、

と、よかれと思ってしつこく誘いすぎてしまったのです。
娘から

と言われたときは、正直かなり落ち込みました。親の「一緒に行きたい」という気持ちを押し付けて、子どもの負担になっていたことに気づいた瞬間です。
そこで私は、無理に巻き込むのを一切やめました。私一人で堂々と遠征に行き、家ではただのBGMとして映像を流す「ながら視聴」に変えたのです。すると半年後、娘のほうから「最近の曲、かっこいいね」と話しかけてくるようになり、自然と推し活への興味が戻ってきました。
この経験から学んだのは、「子どもに戻ってきてほしい」という気持ちが強いほど、逆に距離が開いてしまうということです。親が自分のペースで楽しんでいる姿そのものが、自然な「再燃のきっかけ」になる——それが、わが家の実感です。
親子で参戦するときは準備が大変ですが、ライブ後に「さっきの演出よかったね」と話す時間は、普段では得られない特別な時間です。
よくある質問(Q&A)
Q. 子どもが推し活に飽きたのは、連れて行きすぎたせいでしょうか?
A. 多くの場合、子どもの関心サイクルによるものです。「飽きた」のではなく「今は別のものに向いている」だけというケースがほとんどです。親の誘いすぎが負担になることもあるため、一歩引いて見守るのが得策です。
Q. 子どもを置いてひとりでライブに行くのは問題ありますか?
A. 家族の状況に合わせた配慮や事前のスケジュール共有があれば、一般的には問題ありません。留守を守る家族への感謝を伝えることで、気持ちよく送り出してもらえる環境が整います。
Q. 推し活の費用を子どもに説明すべきですか?
A. 小学校高学年以上なら、金銭教育として話すのも良い経験になります。「ママはこれだけ働いて、この予算の中でやりくりしてチケットを買っているよ」と伝えることで、お金の価値や計画性を学ぶきっかけになります。
Q. 推し活を通じて子どもに伝えられることはありますか?
A. 好きなことに本気になる姿勢や、遠征時の段取り力、予算管理など、生活に役立つ学びが多くあります。
Q. 子どもが「また行きたい」と言うまでどれくらい待てばいいですか?
A. 期限を設けず、子どものタイミングに任せるのが自然です。親が焦らずに待つことで、子どもも自分のペースで戻りやすくなります。
Q. 子どもが全く関心を持たなかった場合は?
A. 諦める必要はありません。親の推し活は親のものです。期待を手放すと関係が自然になります。
今日からできる3つのこと
子どもとの距離感を適切に保ちながら、自分自身の推し活を充実させるための具体的なステップです。
1. 子どもに「一緒に楽しもう」と求めるのをいったんやめる → プレッシャーをなくすと、子どもの反応が変わることがあります。
2. 自分の推し活を堂々と続ける → 楽しそうな姿は、子どもにも自然と伝わることがあります。
3. 体験として誘う → 「ライブ行こう」ではなく「この街に行ってみない?」という誘い方が効果的です。
まとめ
子どもが推し活に飽きても、親が推し続けることは自然な選択肢です。大切なのは「強制しない、でも扉は開けておく」スタンス。親が楽しんでいる姿は、子どもにとって良い刺激になることがあります。
推し活は子育ての邪魔ではなく、むしろ家族を豊かにする「充電の時間」です。今日からまず一つ、自分が楽しそうにしている姿を見せてみてください。そこからまた何かが動き始めるかもしれません。
※本記事は筆者の体験をもとにした内容です。お子さんの性格や家庭環境によって感じ方や状況は異なるため、ご家庭に合った距離感を大切にしてください。

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