子育て

推し活で小学生の娘に起きた5つの成長|親子で楽しむための我が家のルール

推し活で小学生の娘に5つの成長記事のイメージ画像 子育て

こんにちは、旅するママです。

小学生の子どもが特定のアイドルやキャラクターの推し活にハマり、「どう向き合えばいいの?」と悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、推し活は子どもの自立心や主体性を引き出す、ポジティブなきっかけになると感じています

娘がSnow Manにハマったことをきっかけに、内向的だった性格が少しずつ明るくなり、計画性や金銭感覚にも変化が見られるようになりました。

本記事では、育児歴13年・推し活歴30年の実体験をもとに、親子で「好き」を共有することで感じた変化やメリットを具体的にお伝えします。

※本記事は筆者の実体験に基づいています。感じ方には個人差があります。

「好き」という気持ちが、親子の会話を増やした

推し活は、子どもの行動を変え、その変化が親子の会話を自然に増やします。

もともとの娘は、人見知りで引っ込み思案な性格でした。学校での出来事を自分から話すことは少なく、

「今日どうだった?」

と聞いても

「ふつう」

で終わる日が続いていました。

しかしSnow Manを好きになってから、少しずつ様子が変わっていきました。

ある日音楽番組を見ながら、

「私もSnow Manみたいに踊りたい」

そう言ったことがきっかけで、ダンスに興味を持つようになりました。

ちょうど同級生のお姉さんがチアダンスを習っていたこともあり、ママ友から勧められ、まずは体験してみることに。その流れで、チアダンスを始めることになりました。

ママ、チアダンスも踊るの楽しい!

じゃ、続けて習ってみようか!

その後、自宅でも振り付けを覚えて披露してくれるようになり、

「ここが難しいんだよ」「今日はここまでできるようになった」

と、自分の成長や感じたことを言葉にする機会が増えていきました。

「ターンが上手になったね」「前よりリズム合ってるね」

と声をかけることで、会話は無理なく広がっていきました。

推しという存在が、「やってみたい」「見てほしい」という気持ちを引き出し、結果としてコミュニケーションの変化につながったと実感しています。

遠征準備で身についた段取り力と責任感

ライブ遠征の準備は、計画力や主体性を育てる実践的な経験になります。

初めての遠征は、娘が小学2年生のときでした。ライブが決まった瞬間から、

「当日はこんな服を着たい」「髪型はこうしたい」

と、自分なりにイメージを膨らませながら準備を進めていました。

私自身はこれまで40都道府県以上を旅してきましたが、娘にとっては「自分で考えて準備する」初めての経験でした。

特に印象的だったのは、ライブ参加に向けて

  • 当日の流れ
  • 必要な持ち物
  • 会場でのマナー

を自分で調べるようになったことです。

実際に、持ち物をメモしたり、順番を考えて準備する様子が見られるようになり、行動の変化が見られました。

推し活という明確な目的があることで、「やらされる準備」ではなく「自分でやりたい準備」に変わったことが大きかったと考えています。

遠征の持ち物リストについては「ジュニアライブ遠征!子連れママのための完全持ち物リスト【ライブ参戦+お泊り攻略】」で詳しくまとめていますので、参考にしてください。

遠征時の持ち物リストイメージイラスト

「推し貯金」の実践で学ぶ生きた金銭教育

推し活は、実感を伴った金銭教育のきっかけになります。

娘はお小遣いの一部を「推し貯金」として管理しています。

「今いくらあるか」
「何を優先するか」

を自分で考えながら使うようになりました。

ライブグッズを選ぶ際も、

「今回はこれだけにする」
「これは次まで我慢する」

といった判断をする姿が見られます。

実際に「今は我慢して、次に備える」と話していたこともあり、欲しい気持ちと予算のバランスを取る経験になっていると気づきました。

こうした経験は、日常生活の中で自然に身についていく点が特徴だと考えています。

「好き」を貫く勇気が自己肯定感の土台になる

推し活は、自分の気持ちを認める経験につながります。

低学年のころ、娘の周りには同じ趣味を持つ子があまりいませんでした。

それでも、クラスで趣味の話になったときは、

「自分はSnow Manが好き」

と周りの友達や先生たちにも、はっきり言い続けていました。

周囲に合わせるのではなく、自分の気持ちを大切にする姿から、内面的な成長を見て取れました。

家庭ではその気持ちを否定せず、

「いいね」「楽しそうだね」

と受け止めてきました。

その積み重ねが、「自分の好きでいいんだ」という安心感につながっているように見えます。

親子関係が「対等な会話」に変わった

共通の趣味があることで、親子の会話の質が変わります。

ライブ当日は、会場に向かう電車の中から特別な時間が始まっています。

「今日はどんなセトリになるかな?」

「この曲は絶対に来ると思う!」

と予想し合い、同じ目線で話す機会が増えました。

ライブ後の帰り道では、

「あの演出が印象的だったね」

「あそこのダンスのキレが最高だった」

と感想を共有して盛り上がります。

このとき、私は「お母さん」ではなく、一人の「ファン仲間」として娘と向き合っています。

また、周囲への配慮についても深く話すようになりました。

「うちわを上げすぎると後ろの人が見えないよね」

といったマナーの話は、単なるルール説明ではなく、思いやりの心を育む対話になります。

「子どもだから」と一方的に教えるのではなく、

「どうすればみんなが楽しめるかな?」

と一緒に考えることで、娘を一人の人間として尊重する意識が私の中にも生まれました。

LIVE帰りに会話する母娘の後ろ姿イラスト

推し活を健全に続けるための注意点

事前にルールや考え方を共有することが大切です。

まず直面するのが、出費の管理です。限定グッズや遠征が重なると、大人でも負担が大きくなります。子どもが「今欲しい」という衝動だけで動かないよう、事前の話し合いが欠かせません。

次に生活リズムへの影響です。SNSやテレビ出演など、推しの情報は夜間に集中しがちです。興奮して寝付けなくなったり、翌日の授業に集中できなくなったりしては、楽しむためのものが逆に生活リズムを崩してしまいます。推し活は「楽しむため」のものであることを忘れずにいたいですね。

また、親の管理のもとで情報収集におけるSNSとの付き合い方も課題です。ネット上には誤った噂や過激なコメントも存在します。情報を鵜呑みにせず、我が家では「SNSで気になる情報を見つけたら、まず公式サイトやファンクラブで確認する」というルールを娘と一緒に決めました。

「これって本当?」と娘が聞いてきたとき、一緒に公式情報を調べる習慣が自然と身につきました。

安心して楽しむための「我が家のルール」

我が家では、以下のルールを事前に決めることで、日常生活とのバランスを保っています。

推し活我が家のルール表
✓遠征回数の上限 → 年に2,3回まで。家族全体の予定や体力を考慮した目安として、最初から上限を設けることで「行けるだけ行く」という状態を防いでいます。
✓お小遣いの範囲内での購入 → グッズ購入はお小遣いの範囲内で計画的に行います。「足りなければ親が出す」ではなく、予算内でやりくりする力を育てるためのルールです。
✓就寝時間の厳守 → 平日は21:30に就寝。夜の出演番組は翌日の楽しみに録画で見ます。推し活が睡眠を削る理由にならないよう、娘自身も納得して守っています。
✓学業優先 → 翌日の学校に影響が出る時間帯のライブには、原則として申し込みません。「行きたい」気持ちと「学校」を天秤にかける経験も、大切な判断力の訓練です。

ルールを一方的に押し付けるのではなく、なぜそのルールが必要なのかを話し合うプロセス自体が、親子の信頼関係を深めてくれました。

よくある質問(FAQ)

Q. 推し活に夢中で勉強が疎かになりませんか?
A. むしろ「テストを頑張ったら次のライブが楽しみになる」と、モチベーションに変えています。期限やルールを守る習慣が勉強にも活かされています。

Q. 子どものおねだりにどこまで応じるべきですか?
A. 「特別な日のプレゼント」と「日常のお小遣い」の線を明確に引いています。自分で貯めて買う喜びを教えるチャンスだと捉えています。

Q. 飽きたら無駄になりませんか?
A. 趣味は変わるものですが、その過程で得た「全力で誰かを応援した経験」や「自分で計画した力」は、一生消えない財産になります。

Q. 何歳から推し活を始めてもいいですか?
A. 明確な決まりはありませんが、親が一緒に関われる年齢から始めるのがおすすめです。

娘は年長のころから興味を持ち始め、小学校入学後に本格的にスタートしました。親がそばにいることで、マナーや金銭感覚を自然に伝えられます。

Q. パパが推し活に無関心な場合はどうすればいいですか?
A. 完全に巻き込む必要はありません。「ママと娘の共通の趣味」として楽しむことで十分です。ただ、遠征や出費について家族全体で共有しておくと、後々のトラブルを防げます。

今日からできる3つのアクション

「子どもと一緒に推し活を楽しみたいけど、何から始めればいい?」という方へ、今日から実践できる3つのアクションをご提案します。

① 子どもの「推し」の名前を一人覚える
まずは関心を持つことから始まります。名前を覚えるだけで、子どもは「自分の好きを認めてもらえた」と安心し、会話のきっかけが生まれます。

② 「これだけは守る」というルールを一つだけ一緒に決める
「夜21時半には寝る」「お小遣いの範囲内で買う」など、守りやすいルールを一つ共有しましょう。親子の信頼関係を保つ土台になります。

③ イベントや遠征の準備を少しだけ任せてみる
持ち物のチェックや、会場までの行き方を一緒に調べるなど、準備の一部を子どもに任せてみてください。主体性と段取り力を育むチャンスになります。

まとめ:子どもの「好き」は成長を加速させる

推し活を通して実感したのは、「好き」という強い熱量が、子どもの行動の質を大きく変えるということです。

会話が増え計画する力がつきお金を大切に使うようになり自分の気持ちを言葉にできるようになる。そして、親子の関係が「教える・教わる」から「対等に語り合う」へと変わっていく。これらはすべて、特別なトレーニングなしに、「楽しい時間」の中で自然と身についていったものです。

今日からできる小さなアクションとして、まずはお子さんが夢中になっているものを「一緒に見てみる」ことから始めてみませんか?

子どもの「好き」を否定せず、適切に寄り添うことで、親子関係はより豊かで深いものに変わっていきます。その変化は、きっとお母さん自身の毎日も明るくしてくれるはずです。

※本記事は筆者の実体験をもとに作成しています。

コメント