こんにちは、旅するママです。
子育て、家事、仕事。息つく暇もない毎日の中で、唯一自分をリセットできる時間が推しを愛でる時間というママさんは多いはずです。しかし、ふと部屋を見渡すと、増え続けるグッズの山に溜息をついてしまうことはありませんか。
私自身、推し活歴は30年、ライブ参戦数は100公演を超えます。現在は10歳の娘と母娘での推し活を楽しんでおり、実は娘の部屋を推し活専用ルームとして活用しています。かつての私は、各地を巡って集めたご当地グッズや歴代パンフレットで部屋を溢れさせていました。
しかし、娘の成長とともに二人の推しが合わさることで、管理の難しさは一気に加速したのです。
でも、今まさにグッズ整理に困っているママさんたち、安心してください。大切なのは、無理に手放して忘れることではなく、今の生活に合った「愛の形」に整えてあげることです。30年の試行錯誤で見つけた収納術を、私自身の失敗談や娘との推し活生活から得た気づきを交えてたっぷりお届けします。
整理の第一歩は3つのカテゴリーに分けること
グッズ整理が進まない最大の理由は、すべてのアイテムに「思い出という重み」があるからです。感情を整理するためにも、今の自分との距離感で以下の3つに分類してみましょう。
● 魂のグッズ(整理対象外の大切なコレクション)
これは大切に残しておきたい人生の歴史そのものです。長蛇の列に並んで手にした限定品、初めてのライブで手にした銀テープや落下物など。娘に

「これ何に使うの?」
と不思議そうな顔をされたことがありますが、私にとっては当時の情熱を瞬時に思い出させてくれるタイムマシンのような存在です。こうした「絶対に動かさない軸」を自覚することで、他のアイテムを分ける際のものさしが手に入りました。
● 愛しているグッズ(今の自分を彩るスタメン)
見るだけで「今日も頑張ろう」と元気が出る、今のあなたのスタメンたちです。最近のアクスタや、親子で連番した時の記念グッズなど、常に視界に入る場所に置くべき存在です。
● 存在を忘れていたグッズ(殿堂入りの思い出アイテム)
引き出しの奥から出てきて「あ、これ持ってたんだ」と感じるものです。以前の推しのアイテムや、かつて夢中で集めたシリーズなどが該当します。これは愛がなくなったわけではなく、今のあなたにとって「殿堂入り」したというサインです。
スタメンからは外れても、思い出として大切に「奥へ保管」し、守り続けるというのも立派な推し活の形です。飾る時期から「保管する時期」へ移行したのだと認めるだけで、整理の手を止めていた罪悪感が消え、心の重荷がフッと軽くなるのを実感しました。
部屋をギャラリーに変える見せる3:隠す7の黄金比ルール
部屋が雑多に見える原因は、持っている全てのグッズを飾ろうとすることにあります。私が13年の育児生活で辿り着いたのは「情報の引き算」です。
● 見せるのは全体の3割までと決める
飾る場所は、棚の一段やデスクの一角など聖域として限定します。かつての私はリビングにアクスタを置いていましたが、息子から

「どこを見ても誰かの視線を感じて落ち着かない」
と言われ、ハッとしました。自分にとっては癒やしでも、家族にとっては視覚的な情報過多になり、リラックスを妨げていたのです。飾る量を3割に絞り、空間に余白を作ることで、一つひとつのグッズが美術館の展示品のように輝き始めます。
● 残り7割は「高度な保護」のために大切に隠す
表に出さないことは、決して大切にしていないわけではありません。むしろ、光やほこりという劣化要因から守るための「特別な処置」です。
私はこの7割を、湿度管理された専用ボックスに保管しています。普段は見えなくても、スマホの台帳を見れば「あそこに大切に保管してある」という安心感が得られます。共有スペースに推し色を出しすぎない配慮が、結果として家族からの理解にも繋がると分析しています。
少ない方がより深く愛でられるという逆転の発想が、私の推し活を豊かにしてくれました。厳選して飾ることは、推しを丁寧に扱うという自分自身への約束事でもあります。
母娘で感動した3COINSと100均アイテムの神活用テクニック
母娘で推し活をしていると収納グッズ代も馬鹿になりませんが、最近の3COINSや100均は驚くほど優秀です。娘と一緒に試行錯誤して見つけた、代表的な活用術をご紹介します。
● 3COINSのマルチクリアボックス(1,500円)
このボックスはアクスタ収納に最適で、大量のアクスタをほこりから守りつつ、一括管理できます。以前は個別に飾って掃除に追われていましたが、これなら一気に見映えが良くなり、家事の時短にも繋がると気づきました。

● 100均のA3クリアホルダー
ジャンボうちわの扇面を1枚ずつ入れることで完璧に守れるサイズです。ファイルなどで細かく分けようとして失敗した経験から、扇面全体を包み込むA3こそが「キズや汚れ」を防ぐ正解だと確信しています。

● 100均の円形クリアケース
丸めた銀テープが吸い込まれるようにフィットします。スタッキング(重ねる)できるので、垂直方向に収納を増やせるのも魅力です。これを見つけた時、娘と

「天才すぎる!」
と手を取り合いました。

● 100均のチケットリフィル
映画やライブの半券を時系列で保存できる、自分だけの思い出アルバム作り。専用品を安く取り入れることで、浮いたお金を次のチケット代に回せるという合理的な喜びを親子で共有しています。

ママこんなにたくさんライブ行ってるの?

そうだよ、だってママは推し活30年以上だよ!

飾る喜びと保護を両立させる聖域の維持と劣化対策
ママが片付けを継続できるかどうかの分かれ道は、飾った空間を見た瞬間に「明日への活力」が湧いてくるかどうかにあります。
まずは家の中に一箇所だけ、自分だけの聖域を決めましょう。以前はポスターで壁を埋め尽くして家族に不評でしたが、現在は娘の部屋の棚の上などに範囲を絞っています。場所を限定することで掃除の負担が激減し、「ここだけは常に綺麗にする」という前向きな習慣が生まれました。
● 高低差をつける立体演出
100均のアクリル台座などを利用して奥のグッズを高く配置すると、全員の顔が重ならず主役として輝きます。
● 視覚的ノイズを消す色の統一感
フレームの色を白や黒に揃えるだけで、夫からも

「素敵なコレクションだね」
と褒められるギャラリーへと進化しました。
● 乾燥剤とOPP袋による湿度対策
かつて大切なカードが波打ってショックを受けた経験から学び、現在は「想い出の鮮度」を保つために乾燥剤交換を年中行事にしています。
● 日光とほこりを遮るガード
不透明ボックスやカバーで褪色を防ぎ、劣化しやすいアクリル製品を窓際から遠ざけて美しさをしっかり保っています。
こうした工夫は、単なる見栄えのためだけではありません。大切な思い出を最善の状態で維持し続けるという、ママとしての凛とした心の余裕に繋がっています。
週末2日間で完了する推し活整理最短スケジュール
挫折しないよう、私が実際に成功した最短ルートをスケジュール化しました。この2日間を乗り越えることで、自分の熱量を再確認しつつ、日常生活をリセットできます。
✓DAY1:全体を把握するための全出し
午前中に家中のグッズを一箇所に出します。この全出しをしないと、自分の持っている「愛の総量」が見えず、結局どこから手をつけていいか分からず挫折します。床一面のグッズを見て、自分の歩んできた道を再確認する儀式が整理には不可欠です。夜、子供が寝た後に聖域の配置を決めます。LEDライトを設置し、最高のディスプレイを完成させる。ここで「自分だけの世界」を構築するワクワク感が、翌日の作業のエネルギーになります。
✓ DAY2:守りの保管とデジタル化
残りの7割をボックスへ収めます。中身が分かるよう、ボックスの外側にグッズの写真を貼る等のビジュアルラベルを作りましょう。字を読むより写真を見る方が、忙しいママの脳には直感的に優しく、探し物のストレスがなくなります。翌週以降、紙資料はデータ化してクラウドに残せば、物理的な物がなくてもいつでもスマホで見返せます。
この2日間で「迷う時間」を「愛でる時間」に置き換えることができます。以前はグッズの山を見て自分を責めていましたが、今はここが私の自己肯定感の源です。
結論:ママが推し活を諦めなくていい理由
最後に、一番お伝えしたいメッセージです。ママだから、自分の趣味を我慢して部屋をシンプルにしなきゃなんて思わないでください。
推し活は、ママが「自分自身」に戻れる大切な時間です。そして、何かに情熱を注ぎ、工夫して環境を整えて楽しむ姿は、子供にとっても最高のお手本になります。
・好きなものを、大切に扱い続ける心。
・限られたスペースで最大限楽しむための、工夫する知恵。
・自分の心と向き合い、今の自分に必要な物を選ぶ決断力。
これらはすべて、親としての背中から子供が学び取っていく大切な教訓です。ママが笑顔で、自分の人生を全力で楽しんでいる。その幸せなオーラこそが、家族にとって一番の贈り物になります。
よくある質問
Q.一番最初にやるべきことは?
A.まずは全出しして3分類。これが整理の8割を占めます。ここさえ越えれば、あとは自動的に整っていきます。
Q.子供がグッズを触るのが不安です。
A.見せる部分は高い棚へ。隠す部分は子供が開けられないロック付きケースへ。物理的に分けることで、子供にも「大切なもの」の境界線を教えやすくなります。
Q.新グッズが毎月増える場合は?
A.聖域の「見せる枠」を一定に保つ定員制を導入しましょう。新しい子が来たら、今いる子を一人、保管へ移す。この循環さえ守れば、部屋が再び溢れることはありません。
最後に
ママだから推し活を諦めるのではなく、整理することでママとしての私とファンとしての私の両方が輝く空間を作ることができます。
まずは今週末、一箇所だけでいいので全出しから始めてみてください。整った部屋で、お気に入りのコーヒーを飲みながら眺める推しの笑顔。その瞬間、あなたはきっと「整理してよかった、これからも楽しく推していこう」と心から思うはずです。
あなたの推し活が、これからも家族と一緒に輝き続けるものであることを、心から応援しています。

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