ライブ準備・当日の過ごし方

小学生にライブ用の双眼鏡は必要?親子で使って分かった「使う場面・使わない場面」

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※本記事は、筆者が小学生の娘とライブに参加した体験をもとに作成しています。見え方や双眼鏡の使いやすさには、座席・周囲の状況・子どもの身長・使用機種などによる違いがあります。一家庭の事例として参考にしてください。双眼鏡の持ち込み・使用の可否は参加する公演の公式案内を確認し、操作は製品の取扱説明書に従ってください。

こんにちは、旅するママです。

小学生とのライブを前に、「子どもにも双眼鏡は必要?」「親と共有できる?」「持っていっても使わないかな?」と迷っていませんか。

わが家では、双眼鏡は必須ではありませんでしたが、推しの姿が直接見えて、表情を詳しく見たい場面では役立ちました。

小学2年生の娘は、バンテリンドームのスタンド席で、双眼鏡を使って阿部亮平さんを追い、「阿部ちゃんカッコいい」と興奮。一方、京セラドームのビスタ席では、推しを探したりピントを合わせたりすることに疲れ、スクリーンを見る方法へ切り替えました。

使っていたのは約20倍・重さ約150gの双眼鏡です。娘の場合、重さよりも、遠くの推しを見つけてピントを合わせる操作に苦労していました。

この記事では、実際に役立った席や場面と、使わなかった理由、親子で共有して困ったことを紹介します。

小学生のライブ用双眼鏡は「遠さ」だけで必要かを決めない

双眼鏡を用意するかは、会場の広さだけでなく、「推しの姿が直接見えるか」「本人が表情を見たいか」「操作を負担に感じないか」から考えると判断しやすくなります。

わが家でも、遠い席だから長く使う、近い席だから使わない、という単純な分け方にはなりませんでした。

参加した公演・席 娘の使い方・様子
2023年・京セラドームのビスタ席 遠くの推しを探し、ピントを合わせることに疲れて、途中からスクリーン中心に
2023年・バンテリンドームのスタンド前方 目の前の花道は肉眼で見て、遠いステージや移動中の推しを見るときに使用
2024年・福岡のアリーナ前方端 前の人に姿が隠れる場面があり、双眼鏡の出番はほとんどなし

双眼鏡は遠くのものを大きく見るための道具ですが、前の人の頭や体に隠れた姿を見ることはできません。また、表情を見たいときもあれば、ペンライトを振って曲を楽しみたいときもあります。娘に合っていたのは、見たい場面だけ双眼鏡を使い、それ以外は肉眼やスクリーンで楽しむ方法でした。

双眼鏡が役立った場面|バンテリンドームのスタンド席で阿部ちゃんを追った

2023年7月2日の「Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME」バンテリンドーム公演では、スタンド席から遠いステージや、ムービングステージ上の阿部亮平さんを見るときに双眼鏡が役立ちました。

娘が小学2年生のときで、席はスタンド3塁側・39通路・11列でした。スタンド前方で見晴らしがよく、目の前の花道は肉眼でも見ることができました。

一方、メインステージやバックステージは、多少遠く感じる位置でした。そこで、近くの花道はそのまま見て、遠い場所にいるメンバーを詳しく見たいときに双眼鏡を使っていました。

特に覚えているのは、バックステージからメインステージへ移動するムービングステージを、娘が双眼鏡で追っていた場面です。ムービングステージとは、出演者を乗せたまま移動するステージのことです。

娘は阿部亮平さんを見ながら、

「阿部ちゃんカッコいい」

と興奮気味に話していました。モニターで見るよりも鮮明に見えていたようで、見たい相手を自分で追えることを楽しんでいました。

娘にとって双眼鏡が役立ったのは、「遠い席にいるとき」だけでなく、推しの位置が分かり、自分の席から姿を見通せるときでした。

アリーナでも花道との位置関係で見え方は変わります。別の会場での体験は、「【GLION ARENA KOBE子連れガイド】小5娘と初参戦!アリーナの見え方・アクセス・トイレを体験レポ」で紹介しています。

双眼鏡を使わなかった場面|京セラドームのビスタ席では探すことに疲れた

2023年5月27日の京セラドーム公演では、約20倍の双眼鏡を使いましたが、娘は遠くの推しを探してピントを合わせることに苦労していました。

参加したのは、同じ「Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME」です。娘は小学2年生で、上層部にあるビスタ席から鑑賞しました。

ステージや花道が遠く、歩いているメンバーの顔を肉眼で確認することはできませんでした。周りでは双眼鏡で推しを追っている方が多い印象で、私も双眼鏡を使っていました。

娘も途中でのぞいていましたが、双眼鏡を構えたまま推しを探すのは難しそうでした。場所が分かってもピントを合わせるのに苦労し、遠くにいるメンバーが動くと見失いやすい様子もありました。

探して、ピントを合わせて、また探し直す。その操作を繰り返すうちに、

「疲れた」

と話したため、その後はスクリーンを見ながら楽しんでいました。

このとき、私が事前に考えられていなかったのは、遠い席での見え方だけでなく、娘が見たい人を探し続ける負担でした。なお、これは使用した約20倍の双眼鏡と、そのときの座席での体験です。別の倍率とは比較していないため、倍率だけが原因だったとは判断できません。

ペンライトやうちわで楽しみたいときも使わない

娘は、推しを探すことに疲れたときだけでなく、ペンライトやうちわを持って曲に合わせて楽しみたいときにも、双眼鏡を下ろします。ダンス曲では、私も娘もステージ全体や会場の雰囲気を楽しむことが多く、一公演の中でも双眼鏡を使う時間と使わない時間がありました。

双眼鏡を下ろしたからといって、ライブを楽しめていないわけではありません。娘の様子を見て、そのときに楽しめる見方を選べばよいと感じています。

持ち替えるグッズの扱いは、「子どもにライブのうちわ・ペンライトをどう持たせる?小学生と参戦して分かった失敗しない使い方」でも紹介しています。

アリーナ前方でも、人に隠れた姿は双眼鏡では見えない

アリーナ前方でも、前の人に隠れてメンバーの姿が見えない場合は、双眼鏡で解決できません。ステージまでの距離と、子どもの見やすさは別でした。

2024年11月30日、小学3年生の娘と参加した「Snow Man Dome Tour 2024 RAYS」のみずほPayPayドーム福岡公演では、アリーナ前方端の席でした。ステージに近い位置ではありましたが、娘の目の高さからは、前の人に隠れてメンバーの姿が見えにくい場面がありました。

直接確認できたのは、メインステージの高い場所にいるときや、ステージの端に来たとき、トロッコに乗っているときなどです。それ以外はスクリーンを見ることが多く、双眼鏡の出番はほとんどありませんでした。

この経験から、私は「ステージに近い席なら、子どももよく見える」とは考えないようになりました。親には見えていても、身長の違う子どもには見えていないことがあります。本人に見え方を聞くことが必要です。

座席選びについては、「STARTO着席ブロックは子連れなら希望する?小学生と体験したドーム・アリーナの見え方」も参考にしてください。

視界が遮られても、椅子の上に立ったり、指定された席を離れたりせず、その場所から見えるステージやスクリーンで楽しむようにしています。

わが家の双眼鏡は約20倍・約150g|重さよりピント調整に苦労した

わが家で使っているのは約20倍・重さ約150gの双眼鏡です。娘は目の幅を自分で合わせられましたが、親子で交代した後のピント調整には手間取っていました。

大人なら片手で持てる大きさで、重さはさほど気になりませんでした。普段使っているペンライトと並べた写真が、こちらです。

▼自宅にある双眼鏡とペンライトの大きさの比較自宅にある双眼鏡とペンライト

目の幅は、初めから娘が自分で調整していた

左右の筒を開いたり閉じたりして目の幅に合わせる操作は、娘が初めから自分で行っていました。わが家の場合は、目の幅を合わせることよりも、見たい相手にピントを合わせることに苦労していました。

子どもが使えるかを確かめる際は、「自分で持てる」「目の幅を合わせられる」「ピントを合わせられる」を分けて見ておくと、どこで困っているか分かりやすいと感じます。

京セラ公演では、調整方法を教えると自分で見えるようにできた

2023年5月27日の京セラドーム公演では、私が使った後に娘へ渡すと、

「見えない」

と言われたことがありました。私に合っていたピントが、娘には合っていなかったのです。

娘は最初、どのように調整すればよいのか分かっていませんでした。その場で調整方法を教えると、自分で何度か調整し、見えるようにできていました。正確に何分かかったかは覚えていませんが、一度の操作ですぐに合ったわけではなく、何度か調整していたことを覚えています。

ただ、当時どの部品を動かすように教えたかまでは、はっきり覚えていません。操作方法は機種によって異なるため、使用する製品の取扱説明書を確認してください。

親子で交代したら「見えない!」の3コマ図

調整方法が分かれば娘自身で直せましたが、交代のたびに合わせ直すことは面倒に感じていました。 約150gという軽さだけでは、使いやすさは判断できませんでした。

子ども専用の一台を買うかは、使わない理由を見て考える

子ども専用の一台があれば、親と交代することで生じる調整の手間は減らせます。ただ、娘はペンライトやうちわを持って楽しむ時間も多く、専用の双眼鏡を用意すれば使用時間が増えるとは限りません。

わが家では、まず「調整が面倒なのか」「推しを探しにくいのか」「別の見方を楽しみたいのか」を確かめてから、追加購入を考えたいと思っています。

事前に試さなかった反省と、当日に娘へかけた言葉

初めて使ったころは、自宅で娘と双眼鏡を試していませんでした。会場で「見えない」と言われてから操作を教えたため、出発前に一度使ってもらえばよかったと感じています。

目の幅は自分で合わせられていたので、私もそのまま使えると思っていました。しかし、親が使った後のピントを自分に合わせ直す方法までは、娘に伝えられていませんでした。これから準備するなら、親が一度使ってから子どもへ渡し、本人が見える状態に直せるかまで、自宅で確かめておきたいです。

これは当時実際に行った準備ではなく、公演中に困った経験から「先にやっておけばよかった」と思ったことです。

見つけられないときは「メインステージの右側にいるよ」

会場で娘が推しを見つけられないときには、

「メインステージの右側にいるよ」

と、いる場所を具体的に伝えていました。

ただ、場所を伝えても、遠い席ではピントを合わせるのに苦労していました。親が位置を教えることと、子どもが双眼鏡で見つけて追えることは、別なのだと感じました。

疲れたときは「疲れたら下ろしていいよ」

娘には、

「疲れたら下ろしていいよ」

とも伝えていました。

京セラドームで娘が「疲れた」と話した後は、双眼鏡を使い続けるようには促さず、スクリーンで楽しむ方法へ切り替えました。持ってきたからといって、ずっと使う必要はありません。見たい場面で使えればよいと考えると、親も娘も気持ちが楽でした。

出発前の荷物や入場準備については、「推し活ママのライブ遠征準備|前日にやること&忘れ物対策まとめ」にまとめています。

双眼鏡やグッズの入れ場所を考える際は、「子連れライブ遠征の持ち物リスト|小学生との1泊2日は「親・子ども・ホテル用」に分ける」も参考にしてください。

FAQ|小学生のライブ用双眼鏡で迷いやすいこと

Q. ドーム公演なら、小学生にも双眼鏡は必須ですか?
A. わが家では必須ではありませんでした。バンテリンドームのスタンド席では遠いステージの推しを見るのに役立ちましたが、京セラドームでは探すことに疲れ、福岡のアリーナでは人に隠れて出番が少なくなりました。会場の広さだけでなく、本人が何を見たいかも含めて考えるとよいと思います。

Q. 小学生には何倍の双眼鏡がおすすめですか?
A. わが家が使った約20倍は、小学2年生の娘には、遠くの推しを探して追い続ける操作が難しい場面がありました。 京セラドームのビスタ席では、ピント合わせに苦労し、動くと見失いやすい様子でした。一方、バンテリンドームのスタンド席では、ムービングステージ上の阿部亮平さんを追って楽しめました。この経験から、初めて選ぶなら、約20倍に決める前に、本人が見たいものを見つけてピントを合わせられるか試すことをおすすめします。

Q. 親が見えるのに、子どもが「見えない」と言うときは?
A. わが家では、親が使った後のピントが娘に合っていませんでした。娘は最初、調整方法が分かりませんでしたが、教えると自分で何度か調整して見えるようになりました。原因が必ずピントとは限らないため、製品の取扱説明書に沿って、目の幅なども確認してください。

Q. スクリーン中心でも楽しめますか?
A. 娘は、双眼鏡で推しを探すことに疲れた後も、スクリーンを見ながら楽しんでいました。双眼鏡を下ろしたからといって、ライブを楽しめていないわけではありません。ただし、スクリーンの見やすさは公演や座席によって異なります。

Q. 子ども用を別に買った方がよいですか?
A. 親子で共有すると、見たい場面が重なったり、交代後に調整が必要になったりします。娘も調整を面倒に感じていました。ただ、ペンライトやうちわで楽しみたくて使わない時間もあるため、まずは使わない理由を確かめてから購入を考えたいです。

Q. 買ったのに使わなかったら、使うように促すべきですか?
A. わが家では無理に使わせていません。操作が分からないときは教え、疲れたときは「疲れたら下ろしていいよ」と伝えていました。そのときに本人が楽しめる見方を優先しています。

まとめ|小学生の双眼鏡は、見たい場面と使いやすさで考える

小学生のライブ用双眼鏡は必須ではありませんが、推しの姿が直接見えて、表情を詳しく見たい場面では役立ちました。

バンテリンドームのスタンド席では、娘はムービングステージ上の阿部亮平さんを追い、「阿部ちゃんカッコいい」と興奮していました。

一方、京セラドームのビスタ席では、約20倍の双眼鏡で遠くの推しを探し、ピントを合わせる操作に疲れてしまいました。福岡のアリーナ前方端では、前の人に姿が隠れ、双眼鏡の出番はほとんどありませんでした。

目の幅は初めから自分で合わせられ、ピントも教えれば調整できましたが、親子で交代するたびの手間は負担になっていました。

わが家の経験から購入前に確かめたいのは、重さや倍率の数字だけでなく、本人が見たいものを見つけ、ピントを合わせて使えるかです。

見たいときは双眼鏡を使い、疲れたら下ろす。肉眼やスクリーンでも楽しむ。その使い分けが、娘には合っていました。

初めて小学生とライブへ行く方は、「小学生とのライブ初参戦で失敗しない|持ち物・服装・マナーと当日の流れ」も参考にしてください。

※本記事は、筆者親子が参加した公演での体験をもとにしています。見え方や使いやすさは、座席、周囲の状況、子どもの身長、使用する双眼鏡などによって異なります。持ち込み・使用の可否は、参加する公演の公式案内をご確認ください。機器は取扱説明書に沿って使用し、双眼鏡で太陽を見ないでください。

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