推し活

推し活とフルタイム家事を両立!育児歴13年のママが教える「お母さんを休む」ための具体的戦略

推し活を楽しむママと応援する家族のイラスト 推し活

こんにちは、旅するママです。

フルタイムで働きながら家事をこなし、子どもたちの予定を把握し、家族の生活を回し続ける毎日。 気づけば夜になり

今日も自分の時間がなかった…

と、ため息をつくこと、ありませんか。

家事と子育てに追われ、自分の時間が1分もないと感じる毎日は本当に胸が詰まる思いです。 特に、自分を支えてくれる「推し」の情報を追うことすらできない状況は、想像以上に心を摩耗させます。

私自身、そんな限界の状態から「家事の仕組み化」と「家族の巻き込み」を実践したことで、自分を取り戻すことができました。

育児歴13年、40都道府県を旅し、30年以上も推し活を続けてきた一人のママとして、実体験に基づいた「お母さんを休む」ための戦略をフルタイムで働きながら、子育てと家事に追われているママへお伝えします。

【体験談】ワンオペ育児で限界を感じた日

忘れもしない、数年前の梅雨時期のことです。 名古屋特有の湿気が体にまとわりつくような、どんよりとした重い雨が降る日でした。当時、夫は仕事の繁忙期で連日の午前様。私は仕事を終わらせ、当時まだ手のかかる子供たちの相手と家事に追われていました。

その日は、楽しみにしていた推しのテレビ生出演がある日。 「この15分だけは画面の前にいたい」と願い、逆算して家事を済ませようと必死でした。しかし、そんな時に限ってご機嫌ななめな子供たち、夕食も思うよう進まない状態。

結局、一瞬もテレビをつけられないまま、番組終了を告げるSNSの通知だけが虚しくスマホに届きました。 夕飯の片づけをしながら、

「どうして私だけ、たった15分の楽しみも許されないの?」

と、 無力状態の私。あの時の閉塞感は、今でも鮮明に覚えています。

ソファーで寝落ちする毎日。ワンオペ育児と仕事の狭間で消えかけた「私」

フルタイムの仕事を終え、息つく間もなく保育園と児童クラブへお迎えに走る日々。帰宅後は夕食作り、お風呂、学校の準備、寝かしつけ、そして残った家事。気付くと深夜2時、冷え切ったリビングのソファーで寝落ちして目が覚める。

そんな毎日が続き、心の支えである推し活さえままならない状態でした。「お母さんなんだから我慢して当たり前」と自分を後回しにし続けた結果、待っていたのは心の乾燥です。

SNSで盛り上がるファン仲間を横目に、取り残されたような孤独感と、家族への隠れたイライラが募るばかり。自分が幸せでなければ、家族を幸せにするエネルギーも湧いてこないのだと、身をもって痛感しました。

そんな時、私は家事をしながらMr.Childrenの曲を聴いて、気持ちを立て直していました。40代になった今だからこそ刺さる歌詞も多く、「自分を責めすぎなくていい」と思えた瞬間が何度もあります。

心が限界だった時に救われた“音楽との向き合い方”は、「【40代からの再入門】Mr.Childrenで心を整える3つの活用術|仕事・育児のストレスを軽くする歌詞の読み解き方」で詳しくまとめています。

実はこの状況、我が家だけではありません。総務省の調査でも、共働き世帯において妻は夫よりも家事・育児時間が大幅に長く、自由時間も短い傾向があることが分かっています。

さらに、厚生労働省でも、女性の家事・育児負担の大きさや、仕事と家庭の両立の難しさが課題として指摘されています。
参考:厚生労働省(仕事と家庭の両立支援)

つまり、“自分の時間がない”と感じるのは、決してあなただけではないのです。

家事の仕組み化で生み出した「奇跡の1時間」

この限界を突破するため、私は徹底的な「家事の仕組み化」に踏み切りました。

具体的には、日曜日の3時間で1週間分のメインおかずの下準備、野菜やきのこ類をカットし冷凍、ご飯も多めに焚き冷凍するスタイルです。

作り置きと冷凍により、平日のメインの夕食準備は「温めるだけ」「焼くだけ」の15分に短縮、後はご飯を解凍、お味噌汁と副菜を作れば夕食準備完了です。

■仕組み化による時間の変化(Before / After)

  • Before(導入前)
    夕食準備&片付け:約90分 推し活の時間:0分(疲れ果ててソファーで寝落ち)

  • After(導入後)
    夕食準備&片付け:約45分 推し活の時間:毎日約45を確実に確保!

この45分の時間が、私の心を救ってくれました。イヤホンで曲を聴きながら洗濯物を畳む。その小さな余裕が、家族への優しい言葉を生んでくれました。

下準備した冷凍野菜と肉、魚

「推しのためなら動ける」フルタイム勤務と家事を両立させる区切り術

フルタイム勤務のあとに家事をこなすのは、正直しんどい。

でも、推し活をしていると「どうしてもこの時間を確保したい!」「推しのグッズが欲しい!」「ライブのチケットが欲しい!」という強い原動力が生まれます。その力を最大限に活かすのが「区切り術」です。

  •  「ここまでやったら推しの動画を見る」方式

私は毎日、家事に「ご褒美」を設定しています。

・洗濯物を片付けたら → 推しの動画を1本だけ見る
・食器を片付けたら → SNSチェック(情報収集)
・子どもが寝たら → ライブBlu-rayを1曲だけ見る 等

この「1曲だけ」がポイント。 ハードルを低くすると、家事がサクサク進むようになります。動画やSNSはダラダラ見ないようにしましょう。

これをやったら推しに会える…!よし、皿洗い終わらせるぞ!

推しの存在は、最高のモチベーションです。

ダラダラやらずに時間を捻出するタイムマネジメントのコツ

推し活を続けるためには「時間を作る」 という意識が大切です。

  •  私が実践している時間捻出テク

・家事は「ながら作業」でまとめる
・朝の10分で夜の自分を助ける(ゴミまとめ、洗濯)
・夕飯は「1週間分の献立をまとめて考える」で迷わない
・週末に作り置きして平日の負担を減らす
・野菜やキノコ類は切り分けて冷凍保存して平日包丁を使う機会を減らす

特に効果が大きいのは 「迷う時間を減らす」 こと。 献立を考える時間、家事の順番を考える時間は、意外と大きなロスになります。平日は1日の大まかなルーティーンを決めておくと迷わなくてすみますね。

期待しすぎないのが最大の自己防衛?夫との絶妙な距離感

夫婦関係でストレスが溜まるのは「やってほしいことをやってくれない」 という期待のズレが原因であることが多いです。

私はある時から、夫に対して 「期待しすぎない」 というスタンスに変えました。決して冷めているのではなく、仲良くいるための戦略です。すると、心がとても軽くなりました。

  • 文句を言わない夫への感謝

うちの夫は家事を積極的にするタイプではありません。 でも、私が推し活で遠征しても文句を言わず子供たちの面倒を見てくれます。 さまざまな家庭事情がある中、本当にそれだけで十分ありがたいです。

  • 期待しないからこそ平和が保てる

「やってくれたらラッキー」くらいの気持ちでいると、 夫が少し手伝ってくれただけで感謝が湧きます。

手があいてたら、子供たちの上靴あらって

今ならいいよ

ラッキー!

「誰にも何も言わせない」完璧な段取りこそが、堂々と趣味を楽しむためのチケット

推し活を堂々と楽しむために、私は 「段取りの鬼」 になります。特にライブ遠征の前は、家族が困らないように徹底的に準備します。

  • 遠征前夜のリアルなルーティン(例)

18:00 夕飯を作りながら翌日の作り置きも同時進行
19:00 洗濯を畳んで片づける
20:00 子どもたちの翌日の持ち物チェック
20:30 夫に「明日はこれだけお願いね」と共有
21:00 家の中を軽く掃除
21:30 自分の遠征準備
22:00 推しの動画を見てテンションを上げて就寝

ここまでやると、 「私はやること全部やった!」 という自信が生まれ、誰にも文句を言わせません。

明日の夕飯にシチュー作ってあるから、温めて食べてね。

了解。任せておいて。

中1・小4はもう立派な戦力!子供と「対等」に接して手伝いをお願いする

子どもが大きくなると、家事の戦力になります。 私は子どもたちを 「お世話する対象」から「家庭を運営するパートナー」として扱っています。

ママ、来週ライブでいないから、この日は洗濯物だけお願いね

わかった。畳むのは妹と分担するね

じゃあ私、食器洗いするよ

こんな感じで、自然と役割分担ができるようになりました。

  • ポイントは「対等に話す」こと

命令ではなく、お願いする。 「助かるよ」「ありがとう」を必ず伝える。すると子どもたちも、自分が家族の一員として役に立っている実感が持てます。

■我が家の子供たちの役割
・息子→お風呂洗い、郵便物を取りに行く
・娘→ご飯作りの手伝い、準備

子どもを信じて任せる。自分の時間も大切にする。その結果、親子の関係がよりフラットで、信頼し合えるものになりました。

実は、こうした自立を促す接し方は、遠征先でのトラブル対応や、旅先での判断力を養うのにも役立っています。

育児歴13年の中で培った「子供の自立心を育てる対話術」については、「推し活で小学生の娘に起きた5つの成長|親子で楽しむための我が家のルール」でまとめています。

13年で気づいた「ママが自分を生きる姿」を子供に見せる教育的価値

推し活をしていると、 「子どもがいるのに趣味なんて…」 と言われることもあります。でも私は、推し活を続けてきて心から思うのです。

「ママが自分を大切にしている姿は、子どもの教育になる」 と。

  • 子どもは親の背中を見て育つ
    ・好きなことに一生懸命になる姿
    ・仕事も家事も趣味もバランスよく楽しむ姿
    ・自分の人生を自分で選ぶ姿
    ・これらは、子どもにとって最高の教材です。
  • 対等な関係だからこそ築ける親子の形
    子どもを信じて任せる。 自分の時間も大切にする。 その結果、親子の関係がよりフラットで、信頼し合えるものになりました。

まとめ:推し活は「ママが自分を取り戻す時間」

推し活は、ただの趣味ではありません。 忙しい毎日の中で、ママが自分を取り戻すための大切な時間です。すべてを完璧にこなすことは非常に難しいです。その中でできることを最大限にやる事で推し活のより一層楽しめます。

毎日頑張っているご褒美!

  • 家事は区切り術で効率化
  • ご褒美設定でモチベーションUP
  • 夫には期待しすぎない
  • 子どもは立派なパートナー
  • 完璧な段取りで堂々と推し活
  • ママが自分を生きる姿は子どもの教育になる
  • 全てに完璧を求めない

完璧な母親を目指して疲弊するよりも、自分の心を整えて「機嫌良く」過ごすこと。それこそが、家庭を円満に保つための最短ルートです。

厚生労働省の指針でも、休養には疲労回復だけでなく「英気を養う(鋭養)」という側面があることが示されています。

「休養」には、仕事や家事などの労働によって生じた心身の疲労を回復し、元の活力ある状態に戻すという側面と、明日に向かっての英気を養うという側面がある。 (出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「休養・こころの健康」)

推し活は、私にとって明日を生きるための立派な「休養」であり「投資」です。あなたが笑顔で「好き」を語る姿は、きっと家族を照らす一番の光になります。

自分を大切にしながら、最高の推し活ライフを一緒に楽しみましょう!

コメント