※本記事は、筆者が小学生の娘と参加したライブでの体験をもとにまとめています。銀テープの演出やルールは公演・会場により異なりますので、当日は会場のスタッフの指示に従い、安全第一でお楽しみください。
こんにちは、旅するママです。
小学生の子どもとライブへ行き、銀テープ(銀テ)の発射台が見えたり、アリーナ席に入れたりすると、「今日は子どもに銀テを取らせてあげたい」と思うことはありませんか。
私も小学生の娘と参戦するたびに期待してしまいますが、アリーナ前方でも頭上を通り越したり、角度によってまったく届かなかったりと、悔しい思いを何度もしてきました。
結論から言うと、アリーナ前方でも銀テが取れるとは限りません。何度も取れなかった経験や、銀テへ手を伸ばした大人の手が娘の頭に当たった経験から、わが家では「自分の席に飛んできたら挑戦する。来なければ追わない」を基本にしています。
この記事では、実際の失敗やヒヤリとした体験をもとに、子どもを守るための安全対策や、取れた銀テをきれいに持ち帰るコツまで分かりやすく紹介します。
アリーナ席でも銀テが取れるとは限らない
銀テが取れるかどうかは「アリーナ席か」だけでは決まらず、発射台の位置・向き・勢いと自分の座席との位置関係に大きく左右されます。
私はこれまで何度もアリーナ席でライブを見ていますが、「アリーナに入れたから銀テが取れる」と感じたことはありません。
むしろ、

「こんなにステージに近いのに、1本も来なかった」
という経験もあります。
銀テは発射台の位置や向きによって落ちる場所が変わるため、発射台に近ければ近いほど取りやすいとは限りません。実際にアリーナの前方席やセンターステージの前方席に入ったときも、銀テが頭上を通り越して後ろへ飛んでいったことがありました。
私が参加したドーム公演では、銀テがスタンド席中段まで届いたこともあります。一方、アリーナ会場ではアリーナ席には飛んできても、スタンドまでは届いていない公演もありました。
ドーム公演は座席数も多く、終演後の移動にも時間がかかることがあります。子連れでバンテリンドームへ行くときの座席・設備・周辺施設については「子連れでバンテリンドーム完全ガイド!座席選び・授乳室・イオン活用まで徹底解説」でまとめています。
つまり、
「アリーナ前方だから絶対取れる」「スタンドだから諦める」と単純には分けられません。実際、アリーナ最前ブロックに入ってワクワクしていたのに頭上を通り越して全滅したこともあれば、諦めていたスタンド席まで風に乗って降ってきたこともありました。
ライブによって銀テが飛ぶ勢いや向きにも違いがあり、同じような位置の座席でも結果は毎回変わります。だからこそ、座席が分かった時点で娘に「今日は絶対取れるよ」と安易に約束することはせず、期待しすぎないようにしています。
小学生の場合は、銀テが取れるかどうかだけでなく、ステージが見やすいかも座席選びで気になるところです。実際に親子で利用した着席ブロックの見え方は「STARTO着席ブロックは子連れに最適?ドーム・アリーナの見え方を解説」でまとめています。
発射台が見えると親子でちょっと期待する
公演によっては、開演前からステージや花道の近くに、私たちには銀テの発射台のように見える筒状の機材が設置されていることがあります。席に着いて双眼鏡でステージや花道付近を見ていると、娘と

「こっちに飛んでくるかもね」
とワクワクします。
ただし、発射台がこちらを向いているように見えても、実際にどの方向へどのくらい飛ぶのかは発射されるまで分かりません。
そのため、
「発射台があるから絶対取れる」
ではなく、
「飛んできたらいいね」
くらいにしています。
期待しすぎないことで、実際に銀テが違う方向へ飛んでいっても、娘が「取れなかった」とがっかりしすぎずに済みます。

小学生に銀テを取らせたいとき親が最初に考えたいこと
小学生と銀テを狙うときは、「周囲に迷惑をかけない」だけでなく、銀テに夢中になった大人の動きから子どもを守ることも大切です。
以前の私は、銀テが飛んできたときに気をつけることといえば、
「通路へ出ない」
「隣の人のスペースへ入らない」
「無理に取りに行かない」
など、こちらが周囲へ迷惑をかけないことを中心に考えていました。
ところが、先日、小学5年生の娘と神戸でKEY TO LITのライブへ参加したとき、その考えが少し変わりました。銀テが発射されたとき、私たちも飛んでくる銀テを目で追っていました。
娘の隣に座っていた方も同じように銀テに夢中になり、頭上の銀テに手を伸ばした瞬間、その手が娘の頭に当たりました。相手の方もすぐに気づいて謝ってくださり、悪気がないことは十分分かっていたものの、ヒヤッとした瞬間でした。
このとき参加していたGLION ARENA KOBEでの座席の見え方や、トイレ・アクセスなどは「【GLION ARENA KOBE子連れガイド】小5娘と初参戦!アリーナの見え方・アクセス・トイレを体験レポ」で詳しく紹介しています。
銀テが一斉に飛んでくれば、どうしても上を見ながら反射的に手を伸ばしてしまいます。でも、この出来事で私は、
「自分たちが周囲に迷惑をかけないようにするだけでは足りないんだ」
と気づきました。
大人同士では気にならない動きでも、背の低い小学生が隣にいると、大人が頭上へ伸ばした腕や手が子どもの頭付近に来ることがあります。実際に娘の頭へ手が当たったことで、銀テが飛んだ瞬間は「取ること」だけでなく、周囲の動きにも注意した方がよいと感じました。
子どもを前へ押し出したり椅子に立たせたりしない
小学生は大人より背が低いため、「もう少し高ければ届くのに」と思う場面があります。しかし、銀テを取るために椅子へ立たせることはしません。
会場内は暗いうえ、銀テが飛んだ瞬間には周囲の人も一斉に動きます。子ども自身がバランスを崩す可能性もあれば、大人の腕やペンライトなどが当たる可能性もあります。
わが家の基本は、自分の座席スペースから動かず、無理なく届く範囲の銀テだけを狙い、届かなければ潔く諦めるようにしています。銀テを1本持ち帰ることより、娘がケガをせず最後までライブを楽しめることを優先しています。
また、何度か同じツアーや公演へ参加している場合など、過去に見た演出から「そろそろ銀テが出るかもしれない」と予想できることもあります。私がこれまで参加した公演では、最後の挨拶から退場までの間に銀テが発射されたこともありました。
そんなときは、銀テが出そうなタイミングになったら、うちわやペンライトをいったん自分の座席スペース内に置くことがあります。
うちわやペンライトを持ったまま頭上へ手を伸ばすと、自分では気をつけているつもりでも、持っている物が隣や前後の人に当たる可能性があります。そのため、子どもと一緒のときは、銀テを取りやすくするためではなく、周囲との接触をできるだけ減らす目的で手に持つ物を少なくしています。

もちろん、銀テが出るタイミングは公演によって異なるため、毎回事前に分かるわけではありません。ただ、「そろそろかもしれない」と分かる公演では、娘にも「ペンライトはいったん置こうね」と声をかけています。
銀テが飛ぶ瞬間は、子ども自身が持っているペンライトやうちわの扱いにも注意が必要です。わが家で実際に試している持たせ方は「子どもはライブでうちわ・ペンライトを持てる?小学生と参戦して分かった持たせ方と注意点」で紹介しています。
銀テが飛んできたら「自分の席の範囲」で取る
わが家で決めている基本ルールは、自分たちの座席スペース内で手を伸ばして届く範囲にとどめることです。
落ちていると「あそこにある!」と取りに行きたくなりますが、そこは別の人の座席スペースかもしれません。複数の人が同じ1本を見ていることもあります。実際に私が銀テをキャッチしたと思ったら、同じ銀テの端を隣の人が持っていたことがありました。その時は娘が取れていたため、隣の人に譲りました。
頭上に飛んできたものをキャッチするか、自分たちの足元へ自然に落ちたものを拾う程度にし、通路や他人のエリアへ出ないようしています。
小学4年生のとき、娘が初めて自分で銀テを取れたことがありました。自分の席に飛んできた銀テを手にした娘は、

「初めて取れた!」
と本当にうれしそうにしていました。
それまで親が取った銀テを一緒に持ち帰ることはありましたが、自分で取れた1本は娘にとって特別だったようです。だからこそ、私も「できれば取らせてあげたい」と思います。
ただ、そのために席を離れたり、無理に手を伸ばしたりする必要はないとも感じています。自分の席に飛んできた銀テを安全に取れたからこそ、親子にとってうれしい思い出になりました。
銀テだけでなく、初めてライブへ参加するときは「どこまで動いていい?」「周囲に迷惑にならない?」と迷うことがあります。基本的な持ち物や会場での過ごし方は「ライブ初参戦で失敗しない!初心者向け持ち物・服装・マナー完全ガイド」も参考にしてください。
スタッフや周囲から銀テをもらえることもある
自分で直接キャッチできなくても、思いがけず手元に来たこともあります。
今年timeleszのライブに参加したときは、アリーナ席でしたが、銀テを1枚も取れませんでした。ところが演出後、通路などに落ちた銀テをスタッフの方が拾い、近くの人へ配ってくれました。ちょうど通路側の座席だったため、私たちも1枚受け取ることができました。
また、昨夏のACEesのライブでは自分たちの席にまったく届かず1本も取れなかったのですが、終演後に駐車場へ向かう途中、近くを歩いていたお姉さん2人組が娘に「取れた?」と声をかけてくれ、1枚譲ってくださったこともありました。
「その場で自分で取れなかったら終わり」というわけではありません。
もちろん、わが家では譲ってもらうことを期待して探したり、こちらから「ください」とお願いしたりはしていません。親切にしてもらったときは親子でしっかりお礼を伝え、温かい思い出として受け取るようにしています。
たくさん取れたら「1人1枚」で周りへ回す
銀テは落ちてくる場所の偏りが激しいため、運良くたくさん手元に集まることもあります。しかし、わが家では「私と娘で1人1枚あれば十分」と考え、余った分は近くの取れなかった人へ回すようにしています。
自分たちが過去に周りの親切に助けられた経験があるからこそ、恵まれた時は次に繋げたいと思っているからです。
もちろん持ち帰り枚数に決まりはないので必ず配る必要はありませんが、「1人1枚あれば満足」というスタンスでいると、取れなかった日も必要以上に落胆せずに済みます。
そのくらいが、わが家にはちょうどよい楽しみ方です。
銀テを追っていたらメンバーの最後を見逃したことも
銀テとメンバーの最後の姿のどちらを見たいか迷ったら、わが家ではメンバーを最後まで見届けるほうを優先しています。
私がこれまで参加した公演では、メンバーの最後の挨拶が終わり、ステージから退場する前後に銀テが発射されたことが何度もありました。もちろん、発射されるタイミングは公演によって異なります。
銀テが発射されると、つい飛んでいく方向を目で追ってしまいます。そして、銀テを取ってステージへ目を戻すと、

「あれ?もういない」
となったことが何度もありました。
せっかく会いに来たのに、最後の数秒を銀テだけ見て終わってしまった。そう思うと、少しもったいなく感じました。それ以来、「今日は最後までしっかり見届けたい」と思う公演では、銀テが発射されても追わないことがあります。
銀テは持ち帰れば記念になります。でも、メンバーがステージから去る瞬間は、その公演で一度しか見られません。銀テを取らないという選択も、ライブを楽しむ方法のひとつです。
取った銀テは退場までの時間に合わせてまとめる
銀テが取れたときは、退場まで時間があるかどうかでまとめ方を変えています。時間がない場合は、無理にきれいに巻こうとせず、ヘアゴムで軽くまとめて持ち帰るのがわが家の方法です。
銀テが取れたとき、私はすぐにバッグへ押し込むのではなく、規制退場を待っている時間を使ってまとめています。
ドーム公演では、終演後すぐに退場できず、自分のブロックが案内されるまで座席で待つことがあります。そういうときは、席に座りながら銀テをゆっくり巻き、持っているケースへ入れるところまで済ませることがあります。
一方、アリーナ公演では規制退場がなく、終演後すぐに退場できることもあります。また、公演によってはスタッフから退場を促されるため、その場で時間をかけて銀テを巻けないこともあります。
そんなときは、きれいに巻こうとせず、銀テを軽くまとめてヘアゴムでゆるく留め、そのままバッグへ入れています。ホテルや自宅へ戻ってから、改めて巻き直せば十分です。
わが家では、
- 退場まで待ち時間がある → 席でゆっくり巻いてケースへ入れる
- すぐに退場する → 軽くまとめてヘアゴムで留める
- スタッフから退場を促された → その場で巻かず、移動を優先する
と使い分けています。
▼ヘアゴムで簡易的にまとめた銀テープと、ケースに入れた銀テープ

銀テをきれいに持ち帰ることも大切ですが、終演後の退場を止めてまでその場で巻かないことも意識しています。ヘアゴムを1本バッグに入れておくと、「今は巻く時間がない」というときにもさっとまとめられるので便利です。
規制退場がある公演では、終演後も座席でしばらく待つことがあります。開演前だけでなく、子どもとのライブは「待つ時間」をどう過ごすかも意外と大切です。「【STARTO】子連れライブの待ち時間どう過ごす?飽きさせないコツと暇つぶしアイデア【体験談】」では、わが家の待ち時間対策も紹介しています。
小学生と銀テを楽しむときのFAQ
Q. アリーナ席なら銀テは取れますか?
A. アリーナ席でも取れるとは限りません。発射台の位置や角度、飛ぶ勢いによっては、アリーナ前方でも頭上を越えてしまうことがあります。実際にわが家も、アリーナ席で1本も取れなかった経験が何度もあります。
Q. スタンド席には銀テは飛んできませんか?
A. 公演によって異なります。私が参加したドーム公演ではスタンドまで届いたことがありますが、アリーナ公演ではスタンドまで届かなかったこともあります。会場の大きさだけでなく、発射方法によっても変わります。
Q. 発射台が見えたら銀テが来る方向を予想できますか?
A. ある程度「こちらに来るかも」と期待することはできますが、実際の飛ぶ方向や距離までは分かりません。わが家でも発射台を見つけると娘と楽しみにしますが、「必ず飛んでくるわけではない」と事前に話しています。
Q. 小学生を抱っこしたり椅子に立たせたりしてもいいですか?
A. 銀テを取るために子どもの位置を高くすることは避けています。周囲の人も手を伸ばすため、転倒や接触につながる可能性があります。自分の座席スペースから動かず、無理なく届く範囲で楽しむのが、わが家の基本です。
Q. 周りの人が何本も持っていたらお願いしてもいいですか?
A. わが家から「子どもにください」とお願いすることはしていません。相手から声をかけてもらったときは、親子でお礼を伝えてありがたく受け取ります。
Q. 銀テが何本も取れたらどうしていますか?
A. わが家は1人1枚あれば十分と考えています。余分に取れた場合は、近くで取れなかった人へ回すことがあります。ただし、配ることが決まりというわけではありません。
Q. 銀テをきれいに持ち帰るにはどうしたらいいですか?
A. 規制退場などで待ち時間がある場合は、わが家では席に座って銀テを巻き、ケースへ入れています。すぐに退場する公演では、時間をかけて巻かず、軽くまとめてヘアゴムでゆるく留めてバッグへ入れ、ホテルや自宅で巻き直しています。退場を促されているときは、銀テの整理より移動を優先しています。
今日からできる3つのこと
①親子ルールを決める:「自分の席から動かない」「無理に追わない」を事前に約束しておく。
②バッグにヘアゴムを入れる:取れた銀テをすぐにまとめて破損を防ぐ準備をする。
③「取れたらラッキー」と伝える:取れるかどうかより、ライブそのものを楽しむ気持ちを共有しておく。
まとめ|小学生の銀テは「取らせる」より安全に楽しめることを優先
小学生と銀テを楽しむとき、わが家では「自分の席に飛んできたら挑戦する。来なければ追わない」を基本にしています。
アリーナ前方でも銀テが頭上を越えていったこと、隣の方の手が娘の頭に当たったこと、そして銀テを追っている間にメンバーの最後の姿を見逃したこと。こうした経験を重ねて、わが家では銀テを「絶対に持ち帰りたい物」ではなく、「自分の席に飛んできたらうれしい記念品」と考えるようになりました。
発射台らしい機材が見えれば今でも娘と「こっちに来るかな?」とワクワクします。でも、届かなければ追わない。取れた日は大事に持ち帰り、取れなかった日はライブの話をしながら帰る。
今のわが家には、そのくらいの楽しみ方がちょうどよいと感じています。
銀テが取れたかどうかだけではなく、帰り道に「今日どこが一番よかった?」と親子でライブの話をしながら帰れることも、大切な思い出のひとつです。
※銀テープの演出方法や発射位置、飛ぶ範囲、会場内でのルールは、公演・会場・ステージ構成によって異なります。参加する公演の案内やスタッフの指示に従い、座席を離れたり無理に銀テープを追ったりせず、安全を優先してライブを楽しんでください。


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