※本記事は2026年7月時点の筆者家庭の体験をもとに作成しています。会場設備やグッズ販売方法、飲食ルールなどは公演や会場によって異なります。参加前には公式サイトや公演案内をご確認ください。
こんにちは、旅するママです。
「開演まで1時間以上あるけれど、子どもが退屈しないかな。」
「グッズを買った後、開演まで何をして過ごせばいいんだろう。」
「待ち時間にぐずってしまったら周りに迷惑をかけないか心配…。」
そんな不安を感じたことはありませんか。
結論からお伝えすると、ライブ開演前の待ち時間は、子どもの年齢に合わせて過ごし方を少し工夫するだけで、親子にとって楽しい思い出の時間になります。
私は推し活歴30年、100公演以上のライブへ参加してきました。娘とは小学校2年生の頃から一緒にライブへ行くようになり、現在まで何度も親子で遠征を経験しています。
もちろん最初から順調だったわけではありません。
「まだ始まらないの?」
「あと何分?」
と何度も聞かれ、周りを気にしながら待ったこともあります。その経験を重ねる中で、娘の成長に合わせて待ち時間の過ごし方も少しずつ変わってきました。
この記事では、わが家で実際に取り入れている待ち時間の過ごし方や、「これはやってよかった」と感じた工夫を実体験を交えながら紹介します。

開演前の待ち時間はなぜ子どもにとって長く感じるのか
子どもは「あとどれくらい待つのか」をイメージしにくいため、開演までの時間を長く感じやすいようです。
わが家でも、娘がライブへ行き始めた小学校2年生の頃は、

「あと少しっていつ?」
「もう席に行く?」
と何度も聞かれていました。
当時の私は「あと少しだよ」と答えていましたが、その言葉だけでは娘には時間の感覚が伝わっていなかったようです。
今振り返ると、ライブを楽しみにしている気持ちが大きいからこそ、「まだ始まらない」という時間が長く感じられていたのだと思います。この経験から、わが家では「待ちなさい」と伝えるよりも、子どもが見通しを持てるように工夫した方が、娘は待ち時間を落ち着いて過ごしやすくなりました。
子どもが不安にならないための事前準備
待ち時間を落ち着いて過ごすためには、家を出る前から「今日の流れ」を親子で共有しておくことが、わが家では効果的でした。
わが家ではライブ当日の朝、
・家を出る → 会場へ着く → グッズを買う → トイレへ行く → 席へ着く → ライブが始まる
という流れを娘と一緒に確認しています。

「次はこれをするよ」
とあらかじめ伝えておくことで、娘から「次は何をするの?」と何度も聞かれることが少なくなりました。

また、前日の準備もできるだけ娘と一緒に行います。ペンライトや双眼鏡、モバイルバッテリー、チケット表示用のスマートフォン、ハンカチ、飲み物などを一緒に確認すると、「自分もライブの準備をしている」という気持ちが生まれ、当日も落ち着いて行動しやすくなったと感じています。
わが家で前日に確認している持ち物や準備の流れは、「推し活ママのライブ遠征準備|前日にやること&忘れ物対策まとめ」で詳しく紹介しています。
グッズ列に並ぶ時間を楽しく過ごす工夫
グッズ列の待ち時間は、「何を買うか」を親子で相談しながら過ごすと、退屈しにくくライブへの期待も高まります。
人気公演では、グッズ購入まで30分以上並ぶことも珍しくありません。列は少しずつ前へ進み、人も多いため、わが家では歩きながらできる会話を楽しんでいます。
例えば、

「今日はアクリルスタンドを買う?」

「ぬいぐるみは欲しいね。」

「予算の中ならどれを選ぶ?」
など、その日の買い物について娘と相談しながら並んでいます。また、MARCH MARKET Goods Appアプリで欲しいグッズを事前にカートへ追加しておくのも、わが家では欠かせない準備です。
娘と一緒にアプリを見ながら、

「これは入れた?」

「うちわも忘れてない?」
と確認しておくと、購入画面で慌てることが少なくなり、買い忘れ防止にもつながっています。実際、以前は会場で「あ、あれ買い忘れた!」ということがありましたが、事前にカートへ追加するようになってからは落ち着いて購入できるようになりました。
MARCH MARKET Goods Appアプリの使い方や、わが家が実践している買い忘れを防ぐ工夫については、「【2026年最新版】STARTOライブグッズの買い方完全ガイド|子連れ遠征ママが失敗しないための鉄則」で詳しく紹介しています。
会場内の座席で開演を待つときの工夫
席に着いてから開演までの時間は、子どもに「待たせる」のではなく、一緒にライブを楽しむ時間に変えることがポイントです。
グッズを購入し、トイレも済ませて席に着くと、開演まで20〜30分ほど待つことがあります。この時間は子どもにとって意外と長く感じるため、わが家では「静かに時間をつぶす」ことよりも、「ライブが始まるまでのワクワクを親子で共有する」ことを意識しています。
娘が小学校2年生の頃は、お絵描きやしりとりをしながら待つことが多くありました。また、小学校低学年の頃、わが家で特に盛り上がったのが「グミの味当てゲーム」です。いろいろな味が入った小粒のグミを用意し、お互いに目を閉じて一粒ずつ食べます。

「これはぶどうかな?」

「ソーダじゃない?」

「正解はレモンだった!」
と味を当て合うだけのシンプルなゲームですが、親子で思った以上に盛り上がり、待ち時間もあっという間に感じられました。
※飲食が可能な場所やタイミングかどうかは、公演や会場の案内に従っています。
小学校5年生になった今では、グミの味当てゲームをすることは少なくなり、その代わりにライブの話をしながら過ごす時間が増えました。

「ライブが終わったら何を食べようか。」

「今日のライブで一番楽しみな曲は何?」
と話しているうちに、開演までの時間も親子で楽しめるようになりました。さらに、ステージセットを見ながら、

「今日はセンターステージが近いね。」

「トロッコはこの通路を通りそう。」

「登場はどこから出てくるかな。」
など、これまで参加したライブを思い出しながら予想するのも、待ち時間の楽しみになっています。ツアーごとにステージ構成が異なるため、娘と一緒に予想しながら待つ時間もライブの楽しみの一つです。
また、席へ着いたら、開演までに双眼鏡やペンライト、飲み物などを取り出しやすい位置へ準備しておきます。開演直前は照明が暗くなり、荷物を探しにくくなるため、早めに準備しておくと、親子ともに落ち着いてライブを迎えられます。
わが家では、待ち時間に長時間スマートフォンを見ることはほとんどありません。「今日はどんな演出かな」と親子で会話を楽しんでいるうちに、娘もライブへの期待が高まり、待ち時間が短く感じられているようです。
待ち時間が子どもの成長につながる理由
ライブ会場での待ち時間は、わが家では娘の成長を実感できる時間にもなっています。
もちろん成長のきっかけはライブだけではありませんが、同じ会場へ何度も通う中で「以前はできなかったこと」が少しずつ増えていきました。
娘がライブへ行き始めた小学校2年生の頃は、人が多い会場では周りの様子を見ることに夢中になり、列が進んでいることに気付かないこともありました。
そのため、

「前に進むよ。」
「ここで止まろうね。」
と、その都度声をかけながら一緒に行動していました。
一緒に経験を重ねるうちに、少しずつ周りの流れを見ながら歩いたり、人とぶつからないように移動したりできるようになり、今では娘の方から

「列が進んだよ。」
と教えてくれることもあります。

また、開演時間を意識しながら、

「そろそろ席へ戻ろう。」
「今のうちにトイレへ行こう。」
と、自分から次の行動を考えて声をかけてくれる場面も増えました。以前は私が一つひとつ声をかけていましたが、今では娘自身が時計を見ながら行動できるようになり、成長を感じています。
もちろん、子どもの成長には個人差があります。それでも、ライブという楽しみな一日だからこそ、時間を意識して行動することや、公共の場で周りに配慮しながら過ごすことを、親子で自然に経験できているように感じています。
わが家では、待ち時間もライブの一部です。ライブを楽しみに待つ時間の積み重ねが、娘の成長を感じられる大切な時間にもなっています。
娘と過ごした待ち時間のエピソード
わが家では待ち時間そのものもライブの思い出の一つになっています。
特に印象に残っているのは、開演まで1時間以上あった日のことです。
娘が小学校2年生の頃は、

「まだ始まらないね。」
「あと何分?」
と落ち着かない様子で、何度も時計を見ていました。
そこで、

「今日は1曲目、何から始まると思う?」
と聞いてみると、娘はステージセットをじっと見つめながら考え始めました。

「新しいアルバムの曲じゃない?」

「他にはどんな曲を歌うかな?」
そんなふうに親子でライブの始まりや歌う曲を予想しているうちに、さっきまで長く感じていた待ち時間があっという間に過ぎていきました。
さらに、隣の席にいた小学生くらいの女の子とそのお母さんが、

「私たちはこの曲だと思うよ。」
と笑顔で話しかけてくださり、その場にいたみんなで開演前のワクワクした時間を共有できたことも忘れられません。そして会場が暗くなり、オープニング映像が流れ始めた瞬間、

「やっと始まるね!」
と嬉しそうに私を見た娘の笑顔は、今でもはっきり覚えています。ライブが終わった帰り道には、

「待ってる時間も楽しかったね。」
と娘が話してくれました。その言葉を聞いたとき、開演前の時間もライブの思い出の一部になっていたのだと感じました。今では娘も小学校5年生になり、

「そろそろ席へ戻ろう。」
「トイレは今のうちに行こう。」
と、自分から予定を考えて行動できるようになりました。待ち時間を一緒に過ごしてきた経験が、娘の成長も感じられる時間になっています。

FAQ(よくある質問)
Q. 子どもが待ち時間に飽きてしまったらどうすればいいですか?
A. わが家では、「静かにしてね」と伝えるだけでは長続きしませんでした。子どもの年齢に合わせて、グッズの相談やステージ観察、簡単なゲームなど親子で一緒に楽しめることを取り入れると、待ち時間も過ごしやすくなりました。
Q. スマートフォンを見せても大丈夫ですか?
A. わが家では長時間スマートフォンを見ることはほとんどありません。ステージセットを見ながら演出を予想したり、その日の楽しみな曲について話したりする方が、娘もライブへの期待が高まり、待ち時間を楽しめています。なお、スマートフォン利用のルールは公演によって異なるため、事前に公式案内を確認しています。
Q. 開演前に気を付けることはありますか?
A. わが家では「会場へ着いたら最初にトイレへ行く」を毎回のルールにしています。開演直前は混雑しやすく、一度長い列に並んで開演ぎりぎりになった経験があるためです。
Q. 待ち時間にあると便利だった持ち物はありますか?
A. 小学校低学年の頃はメモ帳や色鉛筆、小さなお菓子が役立ちました。現在は双眼鏡やペンライトを早めに準備し、ステージセットを見ながら親子で演出を予想する時間を楽しんでいます。
Q. 初めてライブへ行く子どもには何を伝えていますか?
A. 家を出てからライブが始まるまでの流れを一緒に確認しています。「次は何をするか」が分かるだけでも、子どもは安心して待てるようになることが多いと感じています。
ライブ開演前の時間も、親子で楽しもう
ライブ開演前の待ち時間は「本番まで我慢する時間」ではなく、親子でライブへの期待をふくらませる大切な時間だと、わが家では感じています。
娘が小学校2年生の頃は、待ち時間をどう過ごせばいいのか分からず、「飽きさせないこと」ばかり考えていました。しかし、ライブへ参加する回数を重ねる中で、親子で会話をしたり、ステージセットを眺めたり、その日の楽しみな曲を予想したりするだけでも、楽しく過ごせることが分かりました。
100公演以上ライブへ参加してきた中で感じているのは、待ち時間の過ごし方は子どもの年齢によって変わるということです。小学校低学年の頃は、お絵描きやしりとり、グミの味当てゲームをすることが多くありました。小学校5年生になった今では、ステージセットを見ながら演出を予想したり、ライブ後の予定を話したりする時間が増えています。
同じ「待ち時間」でも、その時々の年齢に合わせて楽しみ方を変えてきたことが、今では親子にとって大切な時間になっています。ライブ本番はもちろんですが、開演前に交わした何気ない会話や、一緒に笑ったことも、後から振り返ると心に残る出来事の一つです。
これから子どもとライブへ参加する予定がある方は、待ち時間もライブの一部として、親子に合った過ごし方を探してみてください。
また、初めて子どもとライブへ参加する方は、持ち物や当日の流れをまとめた「子連れライブ当日の過ごし方|疲れて後悔しないための親子推し活ルーティン」、翌日の過ごし方については「ライブ遠征翌日の疲れを減らす!親子で続ける回復ルーティン」もあわせてご覧いただくと、より安心して当日を迎えられると思います。
親子で過ごすライブの一日が、会場へ着いた瞬間から帰宅するまで、楽しい時間になりますように。
※本記事は2026年7月時点の筆者家庭の体験をもとに作成しています。子どもの年齢や性格、ライブへの興味によって待ち時間の感じ方や過ごし方は異なります。また、公演ごとに会場ルールや設備、グッズ販売方法などは変更される場合があります。参加前には各公演の公式案内をご確認ください。


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